第五回議事録より (2012.1.22)

【1月20日対市交渉の報告 水上代表】
 これからも機会をとらえてしっかりこういう場所で大阪市に私たちの意見を届けていきたい。こういう積み重ねをすることをしなければ良くならないので、声を届けるために、次回からも皆さんにぜひご参加いただきたい。
 今回、要望とは別に来年度の「まち猫」事業について、市長が変わって予算が凍結されているという噂があり、その点について健康福祉局に質問させていただいた。健康副所局の主幹は「市長が変わり予算は一時的に凍結したが、現在4月から7月の暫定的な予算を組んでいるところ。24年度の「まち猫」事 業は健康福祉局の考えとしては従来通り実施していくという考え」との返答であったが、これから先どうなるかまだまだ分からないので、見極めて、要望のを提 出していきたい。
 また、ゆとりとみどり振興局にも今後の「公園ねこ管理推進サポーター制度」についての考えをお伺いし、「ゆとりとみどり振興局も同様に従来通り 実施していく考え」というお答えをいただいた。この制度は4月から始まったばかりなので、私たちサポーターが守り押し上げていかなければならないので、よろしくお願いしたい。
 次に「罰則付き餌やり禁止条例」について。この条例については1月4日に質問書と要望書を提出しているが、まだ大阪市からお答えはいただいてい ない。そのため、1月20日に健康福祉局に質問させていただいき、「『罰則付き餌やり禁止条例』を制定するつもりはない」「答弁の中で答えた通りに市民か ら理解を得られるようなものを、いわゆる条例というほど大きなものではないが、街ねこ制度をより充実させるための約束事のようなものを作っていきたい」と のことであった。
 ※以下、対市交渉の報告についてはこちら

【動物愛護管理法改正 意見交流会(東京)の報告 荒井】
   1月20日、THEペット法塾主催、真に動物を守る法律へに参加。「殺す行政から生かす行政へ」というサプタイトルがついていて、全国から動物愛護を考えている方々が集まった。
  「大阪は、まち猫制度と公園ねこの二本立てでやっているが、新市長のもと、この制度がどうなるか不明なので、皆さんの協力のもとで盛り上げていきたい。」と報告してきた。
 熊本市動物愛護センター所長・松崎氏によると、行政の引き取り義務について法律には「引き取らなければならない」と書いてあるが、それは地方自治体の解釈しだい。またまた、条例で「やむをえない場合」など付け足すことが可能だが全国でも熊本を始め5県ほどしかしていない。
 三重県亀山市のみどり町のNPO法人グリーンネットの武藤さんもお話された。以前、問題になったのら猫を処分する話は平行線のままで問題は解決されておらず、みなさんが、たくさんの抗議をしてくれたが、一時のことですぐに忘れられてしまって平行線のままである。もっと命あるものをきちんと扱う法律改正が必要であるとのことだった
 NPO法人ねこだすけの工藤さんのお話は興味深い。所有者のいない動物について、犬については、登録制なのですべてが飼い主の責任。しかし、猫はそういうのがないので、責任者はいない。責任者が いないということは、行政・地域住民が責任者。野良猫問題は国民全体の問題と力説しておられた。
 動物取扱業者の規制の8週齢規制については、しっかりした根拠があるというお話もあった。

【里親探しについて 井上】
 公園ねこの会として共同で情報を共有することによって、里親探しが後押しできる方向にもっていきたい。
 すぐできることとしては、1.ねこの会のホームページに掲載する、 2.ポスターを動物病院などに会員みんなで協力して張ってもらう、等を考えている。掲載依頼用紙はこちら

【第2回避妊・去勢手術支援事業の報告 荒井】
 第二回は総数102匹の猫の手術をすることができた。HPに報告しているが、オス43匹メスが57匹、手術済が2匹の計102匹。この回は、公益財団法人どうぶつ基金に手術の費用を負担していただいた。反省点は送迎について、場所が分からない・時間が合わないなどがあった。 前回公園ねこの会でお手伝いのお申し込みを頂いたが予定を組めずお手伝いをお願いできなかった。次回は参加頂けるようにしたい。
 第3回避妊・去勢手術支援事業については、本日のアンケートの結果、会員のお世話している猫で、およそ90匹以上の手術希望があるのでまた支援事業を開催したい。詳細は後日連絡。

【捕獲についての反省・意見交流会 佐藤】
 まず、捕獲についての心得について。最初は、かわいそうという気持ちがすべての原動力になると思う。しかし、この「かわいそう」という気持ちが 不妊・去勢手術をすると「かわいそう」ということにつながってしまうことがある。不妊・去勢手術をせずにいれば地域住民の方から不満の声があがり、毒をまかれたりすることにもなる。これは、環境美化であり管理することで、単にかわいそうではなく命を尊重し、人間と動物との共存できる社会を作ることが目的で あるということを忘れずに活動を続けていただきたい。
 捕獲は粘り強くやることが大切。手順は、前もって猫の動きを観察しておくこと。他の餌やりさんと協力して前日は餌をやらない。捕獲前に警察に届ける(おおまかな場所だけお知らせしておく)。できれば、捕獲する近所にチラシを配って飼い猫を外に出さないように知らせていおくとより良い。
 捕獲時には、捕獲機から目を離さない。待機中は少し離れた場所で静かに。  
 捕獲後は、手術までに一晩、置くときは玄関やお風呂場で水・餌を与えずに置く。
 レシート、写真などで手術した猫の記録を取っておくこと。耳カットは必ずする。耳カットを知らない獣医師もいるので、耳カットをしている猫の写真を見せるなどする。抜糸が必要かどうか確認し、リリースする猫はもう一度捕獲するのは困難なので、とける糸を使用してもらう。できれば、すぐにリリースす るのではなく一晩様子をみてあげて欲しい。また、リリースするときは、猫は思わぬ方向に逃げる場合があるので、時間帯・場所などに注意が必要。

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