第八回議事録より（2012.10.14）

【水上代表あいさつ】
公園猫の会も第８回を迎え、会員も増えて横の連携ができてきた。
「公園ねこサポーター連絡会」という組織ができた。この連絡会は行政とサポーターの間に立って相互の協力関係が円滑になるようにするため活動する。リーダー会議で連絡会結成を報告する予定だったが、台風で延期になったのでここで先に報告することとなった。
サポーター制度ができてから、新市長のもと、しっかりとボランティアの意思と力を示し、ますます発展させなければいけない。TNRも取りこぼしなくスピーディーに行うことが大切。

【警察対応について】
現場の警察官にまで公園ねこ・街ねこ活動を周知徹底するよう申し入れした。
その結果、警察内のニュースレターにて活動や動物愛護法について周知してもらった。
これにより、地域の交番の警官にも情報が行き渡っているはずなので、自身の活動地域の交番に顔を出して確認し、普段から警官と良い関係をつくり、遺棄・虐待や、活動に対する度を超すいやがらせなどがあれば、適切に対応してもらえるようにする。
それでも警察の対応に疑問がある場合は報告してください。事実を確認し、ねこの会から改善要求などをします。

【動物愛護法の変更点について】
ねこに関する活動に関係ありそうな部分のみ解説。
・飼い主の責任：不妊手術、終生飼育、外飼いの努力義務。
・ペット業者の責任：終生飼養、生後５６日以前の子犬子猫の母親、兄弟からの引き離し禁止。（ただし、移行期間が設けられているので、今後も見守っていく必要がある）
・多頭飼育の届け出制（条例を制定できるようになった。）改善勧告もできる。主にパピーミル対策。
・保健所による、販売業者からのペットの引き取り拒否が可能。
・遺棄・虐待の罰則強化（遺棄：１００万円以下の罰金。虐待殺傷：２年以下の懲役・２００万円以下の罰金。）
・虐待の定義の明確化（パピーミル対策）
付帯決議で地域猫活動推進の文言が入った。

【公園ねこセミナーの案内】
２０１２年１２月１日（土）１４：００～１６：００　大阪市立中央会館ホールにて、「公園ねこについて考えるセミナー」を開催。
大阪市主催・公園ねこサポーター連絡会共催。
このセミナーで不妊手術推進の結果報告や問題点、改善点などが報告されるのでサポーターは公園事務所に提出している報告書にきちんと細かく記載し期限までに出しておいてください。

【不妊手術無料キャンペーンについて】
当会では、3回どうぶつ基金の不妊手術無料キャンペーンを利用し会員にTNRを推進してもらった。
第１回：メス２８匹（うち妊娠中７匹）、オス１９匹、手術済み耳カットのみメス２匹オス１匹。
第2回：メス２５匹（うち妊娠中６匹）、オス２１匹、手術済み耳カットのみメス３匹オス１匹。
第３回：メス５４匹（うち妊娠中９匹）、オス４５匹、手術済み耳カットのみオス１匹。
３回の合計で２００匹の手術を行った。
TNRの注意点：脱走防止措置の徹底。キャリーのすきまや捕獲器の扉をこじ開けて逃げることがあるので、ガムテープやひもなどで隙間をしっかりとふさいでおくこと。

【里親会のお知らせ】
月一で開催予定。 ねこの会メンバーも参加可能。有料。参加条件あり。 参加希望者は申し込みをどうぞ。
里親会のチラシの配布や掲示の協力のお願い。
１０月の里親会では参加猫１７匹中１０匹に里親さん決定。６０人ほどが来場した。
また、他に里親会を催す時は案内をしますので教えてください。

【うつぼ公園ガレージセールのお知らせ】
１０月２１日（日）にうつぼ公園ねこの会がフリマに参加。里親探しのチラシやポスターも設置。うつぼ公園ではねこの飲み水入れが公園事務所公認のもの。見学や相談もどうぞ。
他の公園でもしようと思ったら、ねこの会でお知らせできるので連絡を。パネル台の貸し出しも可能。無料。（ただし、運搬は各自で）